Machida Rose Society
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横浜イングリッシュガーデン2016訪問記
5/14(土)、横浜イングリッシュガーデンを昨年に引き続き訪問して参りました。今年もばらの開花が早く、少し早めに機会を作り訪問してまいりましたが、今日は完璧に満開でした。また満開に合わせるかのようにYEG初の結婚式が行われ、一般来場者を含めて皆様に祝福されていました。
ばらにつきましては今回も印象の強かったばらを私見で恐縮ですがご紹介させていただきます。今年はオレンジ系2点と紫系2点を選んでみました。
1点目は【スイート・ドリーム】英1988年作シュラブあるいは半つる性です。花は、透明感があるとてもきれいなアプリコットオレンジで、小輪の可愛らしいロゼット咲きです。お花屋さんで切ばらとして売っていそうな可愛らしい花弁で、咲いたらちょっとプレゼントしたくなる、そんな雰囲気を持つばらではないでしょうか。最盛期には枝を覆い尽くすほどの房咲きになるそうで、花つきの良さからお庭につる仕立てで楽しんでも良いのではと思います。
2点目は【サンセットグロー】英2007年Christopher H.Warner作のつるばらです。少し赤の入ったオレンジで波を打った丸弁の花を咲かせます。丸弁のばらは沢山ありますが、こちらはどの花弁もとてもきれいで汚れが少なく、長く花を楽しめそうです。また香りが良く、フルーツ系の香りを振り撒きます。比較的しなやかなシュートで庭のつるばらとして取り扱いやすく、耐病性に優れ、美しさと強さを兼ね備えた品種として、世界的に高い評価を得ているようです。ゴールド・スタンダード受賞、リヨン金賞、リヨン芳香賞、バーデン・バーデン金賞など合計7つの金賞を獲得しています。
3点目は【シンギン・ザ・ブルース】米2008年J.Mouchotte作のFLばらです。蕾から少し開き加減の時に花びらを見ると剣弁立ちのように思いますが、実は丸弁の花びらで伯爵が着るシャツの襟のようなひらひらした花弁で咲きます。別名「フェルゼン伯爵」という花名を持っています。こちらも花の終わりが来ても花弁が汚れにくく、どれもきれいに咲いており、花期を長く楽しめそうです。
4点目は【若紫】日2012年河合さんの禅シリーズ作のFLばらです。この花弁、ちょっと浅めの丸弁で特徴的なラベンダーブルーの色に魅かれてひとめ惚れします。香りも強く(ブルーローズ香?)、棘が少なく直立性なのでコンパクトに仕上がり、鉢向きといわれています。FL特有の房咲きなので、お庭に置いて豪華に花を楽しんでみては如何でしょうか。
(このページの画像はクリッリすると拡大して見ることができます)
5/25(水)、横浜イングリッシュガーデンの隣にあるヨコハマくらし館レクチャールームにて「グレッグ・ラウアリーGregg Lowery」氏によるスペシャルトークが行われました。参加費は1,000円ですが、ガーデンに入園すると無料になります。この時同時通訳を引き受けたのが、当会会長西尾先生です。今回筆者はばら展準備と重なったため、取材には行けませんでしたが、ばら会会員の参加者からの話によると「ばらの魅力は歴史である」という持論からチャイナローズを紐どいていくというやや高度なトークイベントだったようです。ただ、古典ローズは当会会長の得意とするところで、まったく澱みのない通訳が光っていたとのことです。現在遺伝子レベルの解析技術が発達して、かなりはっきりとしたルーツ解析が今後期待できるのではと言われています。
日帰りバスツアー「ハイジの村」&「キングスウエル」2016訪問記
6/3(金)、町田ばら会主催、日帰りバスツアーで山梨県北杜市「ハイジの村」および甲斐市の「キングスウエル」イングリッシュガーデンを訪問して参りました。快晴無風の最高のツアー日和で、日差しは強いものの気温も22℃程度と汗ばむことも無く、快適なツアーを満喫してまいりました。
「ハイジの村」では6/1から「バラ祭り」が始まり、1,000品種6,000本のばらが咲き乱れるとてもタイミングの良い訪問でした。名物となっている長いアーチ回廊は230mもあり、これは日本一だそうです。こちらのバラ園は新種をどんどん植えていくというよりは、昔からの名花を大きく大事に育てているといった感じの庭園でした。遠くに見える山の稜線が大変美しく、小高い丘の上に作られたハイジの村はとても快適なところでした。
続いて甲斐市の「キングスウエル」イングリッシュガーデンを訪問して参りました。こちらは名称の通りローズガーデンというよりは正に「イングリッシュガーデン」をうたった場所で、併設されているイタリアンレストランやホールの利用者に開放され、またとくに施設の利用がなくともガーデンの見学のみ(有料)も可能となっているところです。ガーデンに到着するとすぐ右手に長さ14mも続く英国特注ローズアーチが目を引きます。残念ながらクライミングローズの花のピークは過ぎてしまっていましたが、細かく細工された手の込んだローズアーチや数々の手の込んだ英国式デザインのオブジェを見ることができます。公園と異なりあくまでも庭園なので、こじんまりとした印象はありますが、シンメトリーな美しさを持つ沈床式(ちんしょうしき)ガーデンやアリスの迷路を連想させるシークレットガーデンなどを配置し、遊歩道も単調にならないよう軽く高低差を残しながら楽しくお庭を散歩できるよう様々な工夫を感じることができます。ばらのピーク時に訪問できれば、ばらの香りが逃げにくい構造の沈床式ガーデンでばらの香りを浴びるように堪能できそうです。
軽井沢レイクガーデン2016訪問記
6/22(水)、春の軽井沢レイクガーデンを昨年に引き続き訪問して参りました。今日の天気は関東地方沿岸では雨模様、内陸でもどんよりとした曇り空とまさに梅雨のど真ん中といった感じです。気温は21℃と、それほど寒くはなく、ウインドブレーカを一枚持ってきましたが、使用することはありませんでした。少し遅めに到着したのですが、とても静かな庭園を鑑賞でき、夕方には霧も降りてきて幻想的な雰囲気を味わうことができました。
バラ園としては年々成熟していく様子がうかがえます。今年はとくにエリア別にテーマを設け、「イングリッシュローズガーデン」、「フレンチローズガーデン」、「ラビリンスローズガーデン」、「フレグランスローズガーデン」など、特徴のあるガーデンを披露しています。その中で架け橋を渡った先にある「フレグランスローズガーデン」は橋を渡った途端にふわっと香りに包まれ、ちょっとした驚きを覚えます。このエリアは香り別にゾーンとしてばらが植えられており、違いを感じることができます。
レイクガーデンではあちこちで絞り入り(斑入り)のばらを見つけることができます。今回はガーデン内の絞り入り5点のばらを紹介させていただきます。
1点目は【ウインチェスターキャシードラル】英1988年ディビット・オースチン作Erです。花は、白が基本ですが、写真のように時折ピンクの斑が入ります。はちみつとアーモンドの花を感じさせる強いオールドローズの香りを放ちます。名前の由来はイギリスの有名な大聖堂「ウィンチェスター大聖堂」から付けられました。香りだけでなく、花つきも良く、花壇、ボーダー、生け垣などに向いているといわれ育てやすいばらの一つです。
2点目は【ギー・サボワ】仏2001年デルバール作です。シュラブ系なので園内ではつる仕立てをしているところもありました。花は、濃いピンクに薄いピンクの絞りが入り、遠くからでも良く目立つ花です。フルーツ系の香りを持ち、耐病性もあり、四季咲き性があります。名前の由来は同名の三ツ星レストランのシェフにちなんで付けられたと言われています。フレンチローズエリアだけでなく、あちこちに点在して植えられ、何かと目立つばらの一つでした。
3点目は【モーリス・ユトリロ】仏2003年デルバール作です。大輪四季咲きのHT種で強い香りを持ちます。花は、濃いピンクに黄色と白のストライプ状で花径8-10cm程度とそこそこの大きさで存在感を示します。耐病性もあり、強健種と言われています。名前の由来はパリの風景画家ユトリロにちなんで付けられたと言われています。
4点目は【サマーロッジ】仏2008年ピエール・オラール作シュラブ系に分類されます。花は、貴重な茶系を持つ赤茶と黄色の絞り模様で、とても細やかで複雑な絞りの入り方をしており、表情豊かです。香りは淡いムスク系の香りを放ちます。夏の暑い日差しを受けると夕方頃には花の色が全体的に薄くなり、咲始めとは別の花のようになるそうです。
5点目は【ニュー・イマジン】仏2004年ドリュ作(日本デビュ2013年)シュラブ系に分類されます。ドリュー社はフランス南西部の村に拠点を置き、ヨーロッパ各地で支持を受けており、日本には2012年デビューしています。花は、少し小ぶりの丸弁で、紫と白色の絞り模様で複雑な絞りの入り方を示し、落ち着いた感じで表情豊かに咲きます。また生育旺盛なので、つる仕立てにも良さそうです。香りはスパイシー系の香りを放ちます。
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